新型コロナウイルスに関する共同研究の成果をNature誌に発表しました！

2021年11月26日

新型コロナウイルスに関する共同研究の成果をNature誌に発表しました！

Saito A#, Irie T#, Suzuki Rigel#, Maemura T#, Nasser H#, Uriu K#, Kosugi Y# (#equal contribution), Shirakawa K, Sadamasu K, Kimura I, Ito J, Wu J, Iwatsuki-Horimoto K, Ito M, Yamayoshi S, Loeber S, Tsuda M, Wang L, Ozono S, Butlertanaka EP, Tanaka Y, Shimizu R, Shimizu K, Yoshimatsu K, Kawabata R, Sakaguchi T, Tokunaga K, Yoshida I, Asakura H, Nagashima M, Kazuma Y, Nomura R, Horisawa Y, Yoshimura K, Takaori-Kondo A, Imai M, The Genotype to Phenotype Japan (G2P-Japan) Consortium, Tanaka S*, Nakagawa S*, Ikeda T*, Fukuhara T*, Kawaoka Y*, Sato K* (*equal correspondence). Enhanced fusogenicity and pathogenicity of SARS-CoV-2 Delta P681R mutation. Nature. 2021. In press. [論文]

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当研究室では、現在、Genotype to Phenotype (G2P-Japan) コンソーシアムのメンバーの一員として、新型コロナウイルスの遺伝子変異が、新型コロナウイルスの病原性などの性質とどう関係しているかを調べています。本研究は、そのプロプロジェクトの一環として行ったもので、新型コロナウイルス・インド株 (デルタ型) のスパイクタンパク質に存在するP681R変異が、ウイルスの細胞融合活性を上昇し、それがウイルスの病原性と関係していることを明らかにしました。

​プレスリリース：[Link]

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