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HIV-1の機能的治癒に関する総説をFrontiers in Microbiology誌に発表しました


2021年6月15日



Frontiers in Microbiology誌にHIV-1にの機能的治癒に関する総説を発表しました。

Ikeda T*, Yue Y, Shimizu R and Nasser H (*correspondence). Potential utilization of APOBEC3-mediated mutagenesis for an HIV-1 functional cure. Frontiers Microbiol, 2021. In press. [Link]


要旨:抗レトロウイルス療法の開発により、HIV-1の増殖を抑え、AIDSの発症を抑えることができるようになりました。しかし、骨髄移植などの例外を除いては、体内からのHIV-1の完全排除は未だに困難であり、根治のためには新たな治療法の開発が必要です。本論文では、脱アミノ化酵素であるAPOBEC3ファミリータンパク質に注目し、これらのタンパク質によって誘導されるG→A変異が、HIV-1の機能的治癒に応用できる可能性をdiscussionしました。特にAPOBEC3ファミリータンパク質のgenetic variation、相互作用因子、super restriction factorの作製、CTL、Vif阻害剤に関して意見を述べました。



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